言語はその国の文化と密接に関連しています。国際社会でのコミュニケーションツールである英語と、日本で生活する為に必要な正しい日本語を、文化的背景や歴史と併せて指導します。

 

校内では日本語の授業を除き、すべてのコミュニケーションに英語を使用しています。ネイティブ教員からの指導はもとより、多数の外国籍児童が在籍する英語環境下で、生徒は友人との日常的な触れ合いからも英語の発音や表現のニュアンス、他国の文化を学んでいます。

 

当校では、日本語教育にも力を入れております。日本語が母国語もしくは、同等レベルの生徒に対しては、文科省の教科書を使用して日本の小中学校と同じ内容の学習をおこなっております。また、まったくはじめての生徒を含め、日本語が外国語となる生徒に対しては、Japanese language classとして、既存のクラスルームではなく、国語科に併設されているクラスにて特別授業をおこなっております。

英語同様、コミュニケーション・ツールとしての日本語の習得を目指します。会話だけでなく、簡単な読み書きもレベルに合わせて指導しています。子どもたちが日本語に興味を持ち、学びを楽しみ、その背後にある日本文化(異文化)に触れることは、将来、すばらしい宝物になると信じています。また、母国語と異なる言語を学ぶことは、学習能力の向上に多大な効果をもたらすといわれております。